VRChatの設定(オーディオと声)
VRChatのメインメニュー「設定」タブには、Audio & Voice(オーディオと声)の項目があります。ここでは、聞こえ方とマイクの扱いを自分好みに整えるための主なスライダーとスイッチの意味を、公式の説明に沿って整理します。
音量(Audio Volume)
複数のカテゴリに分かれた音量があり、それぞれ独立して上げ下げできます。
Master(マスター)
ゲーム全体の音量の土台です。0〜125%まで設定でき、オフにもできます。
UI/Menu
メニュー操作音など、UIまわりの音量です。
World
現在いるワールド内の環境音・BGMなど、ワールド由来の音の大きさです。
Voices
他プレイヤーの声(ボイスチャット)の音量です。
Avatars
アバターに付いた音源(Audio Sourceなど)から出る音です。
Items/Effects
アイテム、ワープ演出、ギフト、ポータルなどに紐づく音の音量です。
個別に下げすぎて「誰の声も聞こえない」などになった場合は、Other User’s Volumeのリセットで、ユーザーごとの音量調整を初期化できる場合があります。まずはMasterとVoicesのバランスから触ると分かりやすいです。
マイク(Microphone)
入力デバイスと、いつマイクがオンになるかをここで決めます。
Change Device
使用するマイク(音声入力デバイス)を一覧から選びます。OS側で既定デバイスを変えたあと、ここでも意図した端末が選ばれているか確認するとトラブルが減ります。
Mic Output Volume
あなたの声が他者に届くときの出力レベルです。クリップしすぎない範囲で調整します。
Noise Suppression
背景ノイズを抑える処理のオン・オフです。静かな部屋ではオフの方が自然に聞こえることもあります。
Mic Activation Threshold
どのくらいの大きさで拾い始めるかのしきい値です。常時オンに近い挙動で雑音が入る場合は、しきい値を少し上げると改善することがあります。
Microphone Behaviour
Push to Talk(PTT)、常時オフ、常時オン、トグルなど、マイクの起動の仕方を選びます。公共の場や配信ではPTTを選ぶと安心な場合が多いです。
World Join Behaviour
ワールドに入った直後のマイクの初期状態を、Default On、Default Off、**前回の状態を維持(Keep Last State)**から選べます。入室直後にうっかり音声が漏れるのを防ぎたい場合は、Default OffやKeep Last Stateを検討します。
Mic Icon Visibility
HUD上のマイクアイコンを、常に表示するか、発話時のみ表示するか、ミュート時のみ表示するかを選べます。
Test Microphoneでは短く録音して再生し、他者に聞こえそうな具合を自分で確認できます。設定を変えたあとは一度試すと安心です。
イヤーマフ(Earmuff Mode)
一定距離より外にいるユーザーの声を小さくする「イヤーマフ」機能です。にぎやかなインスタンスで近くの会話だけ聞きたいときに使います。
Earmuff Mode
機能自体のオン・オフです。
Distance / Falloff Distance
効き始める距離と、そこから先でどれだけ下げ切るかのイメージを決めるパラメータです。
Outside Volume
圏外にいる人の声を、最低どの程度まで下げるかです。
Forward Cone / Falloff Forward Shift
正面方向の人の声を相対的に聞きやすくするための方向性の調整です。
Include Avatar Audio
アバターから出る音もイヤーマフの対象に含めるかどうかです。
Shape Follows Rotation of
イヤーマフの形がカメラについて回るかアバターについて回るかを選べます。
Lock Shape Rotation
形状の回転を固定するかどうかです。
Always Show Visual Aide
調整用の可視ガイドを常時表示するか、スライダー操作中だけにするかです。
まとめ
音量はカテゴリごとに分かれているため、「ワールドは大きいが声は小さい」といった細かいバランスが可能です。マイクはPTTとWorld Join Behaviour、ノイズ抑制の組み合わせで、プライバシーと聞き取りやすさの両方を整えられます。イヤーマフは距離と方向のスライダーが効くため、一度半径表示を出しながら触ると挙動が把握しやすいです。